インプラント歯周病ガイド|雑色・蒲田駅近くの「とがし歯科医院監修」

とがし歯科医院インプラント歯周病ガイド

TEL:03-5710-3779

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もし歯を抜いてしまったら

そもそもなぜ歯を失ったか

歯を失う原因はさまざまですが、歯の喪失原因第1位が歯周病です。現在でも30才以上の成人の約80%が歯周病にかかっていると言われています。歯周病は歯と歯ぐきの隙間から細菌(原因菌)が入り込み、歯を支えている歯ぐきや骨を溶かしていく恐ろしい病気です。生活習慣病として位置づけられ、若年層でも歯周病を発症する人が増加しています。

しかし、自覚症状が少ないため、本人が気づく頃にはかなり重症になっているケースが多い危険な疾患です。進行が進み歯が溶かされてしまった歯槽骨を元通りにすることは現在の最先端技術を用いたとしても非常に難しく、ある程度進行してしまった歯周病に対しては、抜歯するしかないというのが現実です。

入れ歯とブリッジ

歯を失った際の治療法として、ブリッジ、入れ歯、インプラントの3つが挙げられます。各治療法の特徴は異なり、メリット、デメリットも様々です。治療の選択は、まず患者様自身がしっかり治療について理解することが大切です。こちらでは3つの治療を比較しながらわかりやすく解説いたします。


 
ブリッジ
入れ歯
インプラント



ブリッジは、両隣りの歯を削って土台を作り、橋渡しをするように欠損歯の代わりとなる人工の歯を入れて機能回復をさせる治療です。 入れ歯は、部分入れ歯と総入れ歯の2種類があります。部分入れ歯は、バネや留め金を周囲の歯に掛け固定し、総入れ歯は専用の接着剤や磁石で固定し、再び噛めるようにします。 インプラントは顎の骨に直接ネジを埋め込み、そのネジに人工の歯を装着する治療法です。



固定式であるため、装着しても違和感があまりない。
人工の歯の材料を選択することにより天然の歯と遜色のない審美的な修復が可能。
大きな欠損でも対応が可能。
隣の歯を削る必要がない。(削る替わりにバネで固定する場合もある。)
ブリッジでは対応できない大きな欠損に有効
天然歯のように顎の骨を固定するので、違和感がなく噛むことができる。
噛む力は天然歯の約80%回復することが出来るので。硬いものを噛むことが出来るようになる。
隣の歯を削る必要がない。
見た目が天然歯に近い。
良く噛めることで全身的な健康にも良い影響を与える。




ブリッジを支え、固定するために、たとえ健康な場合でも隣接する歯を削る必要がある。
支えになる歯には大きな力がかかり、将来的にその歯を失うことの原因となる場合がある。
ブリッジの橋の部分の下部の歯肉との間の部分に食べカスがつまり、口の中が不衛生になりやすい。
空気がもれて発音が困難になることがある。
バネによる周囲への負担が大きい。
噛む力が健全な状態に比べて30~40%くらいになる。
取り外して手入れをする必要がある。
すぐにガタつきやすい。
口の中に違和感を感じやすい。
食べカスが挟まって口の中が不衛生になりやすい。
インプラントの顎の骨に埋め込む手術が必要。骨がないときはGBRなどの方法を用います。
全身の疾患がある場合には治療が出来ない場合がある。また全身の疾患の問題だけでなく、埋入部の局所的な問題で無理な場合もある。
インプラントを維持するためには十分な口腔衛生の管理を定期的な検診が必要である。

骨吸収について

骨吸収とは、顎の骨が次第に溶けていく現象です。歯は顎の骨に支えられています。これを「歯槽骨」と呼びます。歯を失うと、今まで歯を支えてきた歯槽骨の役割がなくなってしまいます。 そうすると退化に似た状態になり、次第に骨を吸収し始めます。

なぜ「骨吸収」は起こるのでしょうか。その代表的な原因が「歯周病」です。歯周病の原因はプラーク(歯垢)です。プラークは歯周病を進行させ、歯茎が炎症を起こし後退していきます。歯周病が進むと、細菌の歯周組織への進入が進み、歯槽骨が溶けていきます。歯を失うと、元に戻ることはありません。歯を失わないように日頃から定期検診やメンテナンスを行い、1本でも多く自分の歯を残すことが大切です。

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